2011年12月4日日曜日

読書ノート: The Elements of UML 2.0 Style


この本には、より理解しやすいUMLモデルを書くためのTipsがまとめられている。一つ一つのTipは短く、長いTipでも1ページに満たないほど。

タイトルにも”Style”という言葉が入っている通り、UMLの書き方(関連の書き方、要素の名の付け方等)に関するTips集で、設計に関してのTips(どのようにクラスに責務を割り当てるべきか、クラス間の関連はどうするべきか等)ではないのが、本書の特徴。

グループで働いているとき、コミュニケーションの道具としてUMLモデルは利用されるため、モデルの資料としての読みやすさは、モデルの品質と同じほど重要だと思う。

サンプルとして各種UML図が出てくるため、UMLの勉強にも良い。